ロシアではマクドナルドが売却されたニュースは日本でも話題になっていますね。オープン初日にモスクワ在住のKENが実際にマックに行ってきました。味や内装、現地のロシア人の反応等も含めて紹介します。
ロシアのマック「フクスーナ イ トーチカ」
ロシアのマックは、現地ロシア企業に売却されました。名前はフクースナ イ トーチカになりました。日本メディアではおいしい、ただそれだけだというところがありましたが私は納得していません。フクースナ=おいしい イ=アンド トーチカ=ピリオドという意味なのであまり正しい訳ではないように感じました。
緑色は幸運を、右の二本の線はポテト。右の丸ポチはハンバーガーを示しているようです。
買収したロシア企業ももともとフランチャイズでマックを経営していた会社だし従業員も引き継いでるよ。ちなみに売却契約には15年間、マクドナルドがこのロシアのマックの後継会社を買い戻す権利があると書いているため早ければ来年にもマクドナルドが復活する可能性は十分あるね。
実際に行ってみた
6月12日~オープン初日
幸運にも自宅から徒歩で行くことの出来るマクドナルドが先発オープンの15店舗に含まれていたためすぐに来ることが出来ました。
モスクワ中心部の店舗ではカウントダウンイベントをやっていたようですが、私が行った店舗では11時に普通にオープンしてました。
郊外の店舗とは言え物珍しさから来ている人が多かったよ。それでもここはメトロの駅の近くでいつも混んでるのでその後の混雑はいつも通りだったね。
注文~店内内装
注文は今まで通りタッチパネルの機械で行います。バーガーのメニューは3割位減っていましたがそれ以外は殆ど減ってませんでした。
注文内容~
グランダブルチーズバーガーセットを2つとコーラ、アイスクリームを注文しました。ロシアのマックにはチキンフライやチキンナゲット、ラズベリーパイ等があるのですがそれはそのまま引き継がれてました。
セットは1つ343ルーブル(日本円で約500円)と割安です。キャラメルソフトクリームが85ルーブル(約100円)、ソースが一つ45ルーブル(60円)でした。合計800ルーブル(約1200円)でした。前と変わりません。
フィレオフィッシュやチキンバーガーもあったね。ソースの商標の関係でビックマックやビックテイスティーが消えてたけど、これはそのうち戻ってくるらしいよ。
キッチンは戦場の如く忙しそうでした。プレートにはバーガーメニュー一覧が乗っています。シンプルなデザインなのでめちゃくちゃ急いで作ったんでしょう。
注文到着!味は??見た目は??
注文が来ました!提供時間も変わらずですね。まあ働いてる人が同じなのである意味当然ですね。
グランダブルチーズバーガー
もうお察しかと思いますが味は同じです。この肉、このパンズ、ピクルスやチーズ、これはまだマックだ!!
めちゃくちゃおいしいですね。バーガーキングやケンタッキーとは格が違います。箱が突貫工事で作ったのでシンプルすぎます。逆にアップル製品みたいだ(笑)
有料のソース~まさかの事態!
はい、左上のマックとHEINZロゴがマジックで塗りつぶされてます(笑)本当に時間なかったのが伝わります。同時に他の製品も今のところは流用されていることの裏付けでもあると思います。
ポテト①
日本でもあるタイプのやつです。揚げたてですし、油が新しいのかいつもより美味しい気さえしました。容器が真っ白です。準備する時間なかったんだろうなあ。
ポテト②
こっちは日本にないタイプのポテトです。ケースは同じで真っ白です。味は美味しいですね。ホクホクポテトってやっぱりいなあ。
ジュース~コカ・コーラ
飲み物も普通のコーラでした。容器が例によって真っ白です。このリサイクルみたいなキャラクターは版権がないのか。もしくは間に合わなくて付けたまなのか・・・真相は不明です。
ソフトクリーム~キャラメルトッピング
ソフトクリームも同じです。完全に同じです。美味しすぎます。ポテトと一緒に食べるのがこれまた最高!
おまけ~持ち帰り用袋
ロシアでも持ち帰り用の袋はもともとこのデザインでした。きっとSDGS配慮です。
まとめ~ロシアのマックは美味しい?
6月12日時点ではマックの味を引き継いでいる状態です。つまりめちゃくちゃ美味しかったです。マックの味そのものでした。
ソースの商標の関係で復活するメニューは今後増えるみたいです。
輸入しているものが今後減ったりした場合に味付けの変更が迫られるかもしれません。あと2,3ヶ月は今の味が継続出来るとマックのマネージャーらしき人が言ってましたが、それ以降は不明ですね。素材はロシア産が多くても味付けの変更はせざるを得ないんでしょうね・・・