ロシア留学について実体験に基づいて詳しくご紹介します。
ロシア留学の費用（1ヶ月間）
ポイント
ロシア留学の費用は滞在する地域によって大きく異なります。今回は人気のある3地域に絞ります。
期間は2週間から1年程度で留学する人が多いです。1~3ヶ月の期間で留学する人がかなり多くいます。
1ルーブル:1.3~1.7円で計算してください。
モスクワの場合
一ヶ月の費用目安
家賃 ：20000ルーブル（ドミトリーの場合）～40000ルーブル（ホームステイや自分でワンルームを借りた場合）
ガス水道光熱費は短期滞在だと含まれていることがほとんどです。
食費 ：15000ルーブル～40000ルーブル（外食を多めに見ても贅沢しなければだいたいこの間に収まります）
交通費 :3000-5000ルーブル（メトロは一律片道60ルーブル、電車やバスは地域差がありますが片道50-100ルーブル程度）
通信費 :1000ルーブル（50GB使い放題、電話500分程度含む）
語学学校費用 :20000~50000ルーブル（学校や授業の回数によって異なります。
目安は週3回1日4時間で30000ルーブル、週4回1日6時間だと50000ルーブルです。初心者は基本的に費用が高い方がおすすめです
その他アクティビティ:友達とカフェに行く:400ルーブル、室内スケートで1時間遊ぶ:500ルーブル 、ジムで1時間運動する:600ルーブル
博物館や美術館に行く:100ルーブル-1000ルーブル、食堂（スタロービヤ）でご飯を食べる:300ルーブル、
バーやクラブに行く:800-2000ルーブル、タクシーに30分(20キロくらいに)乗る:1000-2500ルーブル
グラスや伝統工芸のワークショップに行く:1000-2000ルーブル、観光ツアーに参加する:1000-10000ルーブル
合計：80,000-130,000ルーブル程度
上記料金に航空券代（8-13万円）とビザ取得費用（8000円）等がかかります。
ここがおすすめ
モスクワはヨーロッパ最大の都市ということもあり活気があります。物価も日本に比べると安くとても暮らしやすいところです。
メトロや電車、バス等公共交通機関も充実しており関東や関西からの都市圏から来た人には違和感なく住めるくらい便利な都市です。
街並みは美しく散歩や無料の観光スポットも数多くあります。治安もとても良くトラブルに巻き込まれることはめったにありません。
ロンドンやアムステルダム等の欧州主要都市まで飛行機で2時間程度となっており名実ともにヨーロッパ社会の中心でもあります。
観光スポットや人との出会いなども含めて一番オススメな場所です。短期でもとても充実した時間を過ごせる場所です。
日本からは直行便が出ています。飛行時間は10時間程度です。
サンクト・ペテルブルグの場合
一ヶ月の費用目安
家賃 ：18000ルーブル（ドミトリーの場合）～35000ルーブル（ホームステイや自分でワンルームを借りた場合）
ガス水道光熱費は短期滞在だと含まれていることがほとんどです。
食費 ：12000ルーブル～30000ルーブル（外食を多めに見ても贅沢しなければだいたいこの間に収まります）
交通費 :3000-5000ルーブル（メトロは一律片道60ルーブル、電車やバスは地域差がありますが片道50-100ルーブル程度）
通信費 :1000ルーブル（50GB使い放題、電話500分程度含む）
語学学校費用 :15000~50000ルーブル（学校や授業の回数によって異なります。
目安は週3回1日4時間で25000ルーブル、週4回1日6時間だと40000ルーブルです。初心者は基本的に費用が高い方がおすすめです。
その他アクティビティ:友達とカフェに行く:300ルーブル、室内スケートで1時間遊ぶ:400ルーブル 、ジムで1時間運動する:500ルーブル
博物館や美術館に行く:100ルーブル-1000ルーブル、食堂（スタロービヤ）でご飯を食べる:300ルーブル、
バーやクラブに行く:800-2000ルーブル、伝統工芸のワークショップに行く:1000-2000ルーブル、
タクシーに30分(20キロくらいに)乗る:1000-2500ルーブル、観光ツアーに参加する:1000-10000ルーブル
合計：70,000-120,000ルーブル程度
上記料金に航空券代（9-14万円）とビザ取得費用（8000円）等がかかります。
ここがおすすめ
サンクト・ペテルブルグはロシア第二の都市であり、もともとは首都だったところです。物価はモスクワより気持ち安いですが体感的にはほとんど同じになります。街自体がコンパクトなため家賃や食費など場所によってはモスクワより割高になることがあります。
皇帝ピョートル世が建設した人口都市でもありフィンランド行きの電車も出ており週末北欧旅行も可能です。
メトロや電車、バス等公共交通機関も充実していますし特に世界最高峰のバレエやクラシックに親しむことが出来ます。
治安もとても良くトラブルに巻き込まれることはめったにありません。
サンクト・ペテルブルグはモスクワより寒いですが白夜のシーズンなどもありモスクワに負けないくらい魅力的な場所です。
日本からは直行便がないためフィンランドやモスクワから等から乗り換えが必要になります。14時間程度の移動時間が見込まれます。
ノボルシビスクの場合
一ヶ月の費用目安
家賃 ：10000ルーブル（ドミトリーの場合）～20000ルーブル（ホームステイや自分でワンルームを借りた場合）
ガス水道光熱費は短期滞在だと含まれていることがほとんどです。
食費 ：8000ルーブル～20000ルーブル
交通費 :2000-4000ルーブル（メトロは一律片道40ルーブル、電車やバスは地域差がありますが片道30-80ルーブル程度）
通信費 :1000ルーブル（50GB使い放題、電話500分程度含む）
語学学校費用 :8000~30000ルーブル（学校や授業の回数によって異なります。
目安は週3回1日4時間で8000ルーブル、週4回1日6時間だと20000ルーブルです。初心者は基本的に費用が高い方がおすすめです。
その他アクティビティ:友達とカフェに行く:200ルーブル、ジムで1時間運動する:300ルーブル
博物館や美術館に行く:50ルーブル-1000ルーブル、食堂（スタロービヤ）でご飯を食べる:200ルーブル、
バーやクラブに行く:600-1500ルーブル、伝統工芸のワークショップに行く:1000-2000ルーブル
タクシーに30分(20キロくらいに)乗る:800-2000ルーブル、観光ツアーに参加する:1000-10000ルーブル
合計：70,000-130,000ルーブル程度
上記料金に航空券代（5-8万円）とビザ取得費用（8000円）等がかかります。
ここがおすすめ
ノボルシビスクはロシア第三の都市であり、シベリアに位置しています。
寒く寂しい場所で日本人が持つロシアのイメージに近いです。
反面物価はとても安く、モスクワと比べて半分程度となります。メトロも2路線と規模は小さいながらもあり
費用重視で留学される方におすすめです。
日本からは直行便が出ています。飛行時間は5時間程度です。
ロシア留学のメリット
治安がいい
ロシア、特にモスクワやサンクト・ペテルブルグは治安が良く、留学生としての生活をする限り危険に巻き込まれる可能性は低いです。夜でも子供と一緒に公園で遊んでいる人を多く見ますしちょっと飲みすぎて終電（25時）で帰ったことが何回もありますが危険に感じたことは一度もありません(笑) パリやロンドンよりも安全に感じますね。
白人の友達が出来やすい
語学学校では多種多様な国から来る人がいますがモスクワとサンクト・ペテルブルグはその立地上ヨーロッパからの学生が一番多いです。私のクラスではイギリス人、フランス人、スイス人、オランダ人、パキスタン人がいました。
みんな教養のレベルが高く勉強のモチベーションが保ちやすいです。
中国人や韓国人も街中には多くいますが、普段の生活では激安の語学学校にいかない限りあまり関わりはないです。
質の高い英語の勉強も出来る
前述の通り、ヨーロッパからの留学生が多いためロシア語が不慣れなうちは英語での会話がメインとなります。
逆に新しいクラスメイトがロシア語に不慣れなことも多いので、友達同士で遊ぶときは必然的に英語で喋るようになります。フィリピンやオーストラリアに語学留学に行く方も多いですが、ロシア国内では非ネイティブな分みんな発音が
丁寧ですしなんちゃってアジアンイングリッシュではないかっこいい英語を自然に話せるようになります。
私はそこまで英語も得意ではなかったのですがこちらに来てかなり上達しました。
というかフィリピン留学に行った友人よりも明らかにうまいです...(笑)
費用が安い
家賃や食費等が日本と比べてかなり割安です。モスクワやサンクト・ペテルブルグなら東京の6割くらい、ノボルシビスクやその他の都市であれば東京の3割くらいの金額で生活が可能です。
結論～ロシア留学はかなりおすすめ!
いかがでしたでしょうか?ロシア留学は費用が安い割にモスクワというヨーロッパ最大級の都市で刺激的な毎日を送ることができます。
特に長期休暇中の大学生や、退職後のリラックス期間にロシア語や英語を勉強したいときに最適です!!
ロシア人だけではなく外国人の恋人もゲットできちゃかも？ロシアは日本からは遠くて近い国ですが少しでも興味を持って頂ければ嬉しいです！
